起立性調節障害の症状って?
小学校高学年~中学生の子供たちが「立ちくらみ」「疲れやすい」「長い時間立っているのがつらい」などの症状がある…
その症状が実は起立性調節障害の可能性もあります。起立性調節障害という言葉は聞きなれないかもしれませんが、起立性調節障害を抱える児童の2/3が不登校になっているというデータもあります。
起立性調節障害の症状や対策について解説していきます。
起立性調節障害の症状って?
厚生労働省が中学生女子を対象に行った調査では、半数以上の児童が「身体のだるさや疲れやすさを感じることがある」「たちくらみやめまいを感じることがある。または、立ち上がるときにそっと立つことがある」と回答しています。
「たちくらみ」やめまいを感じることがある。または、立ち上がるときにそっと立つことがある 42.9%
身体の「だるさ」や「疲れやすさ」を感じることがある 62.6 %
出典:厚生労働省 起立性調節障害に関連する自覚症状の頻度(中学生女子)
では起立性調節障害とはどのような症状なのでしょうか?
起立性調節障害とは、循環器の調節が上手くいかなくなる疾患です。
立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がりすぎたり、調節までに時間がかかり過ぎるなどの症状があらわれます。
上記のような症状が出てきたりしますので、あまり分かってもらえず「サボり」と言われてしまうケースが多いようです。
循環器系の働きは、自律神経によるものですので、緊張とリラックスのバランスが崩れ、眠りが浅くなったりなどが起き、なかなか回復しないと言われています。
起立性調節障害になったらどうすればいい?
自律神経を整えることが大切です。自律神経とは交感神経(緊張時)と副交感神経(リラックス時)のバランスです。
現代ではほとんどの方が、交感神経が優位になり、いつも力が入っている状態です。
軽めのウォーキングなども効果的と言われていますが、まずは深呼吸を繰り返すことでも、ある程度は整えることが出来ます。
その際には、吸気(息を吸う)ではなく、呼気(息をはく)ことを意識するといいでしょう。
イメージとしては、3秒で吸って、7秒かけて息を吐く。そのくらいのペースが効果的です。
体を温めることもとても重要になります。全身の循環を良くさせるためには、首・下腹部・足首などを積極的に温めるといいです。
そして欠かせないのが「目」を温めることです。目を動かす神経は、副交感神経のせんいを含んでいるために温めることで、体全体の緊張が取れると言います。
神経というのは、「酸素」と「高体温」というのがポイントになると言われていますので、この二つを意識的に行ってみて下さい。
モルセラで行う起立性調節障害の方への施術
上記でお話させていただいた自律神経。その中でも副交感神経は、首と腰が拠点になっています。これは解剖学的な観点から見て言われていることです。
モルセラで行っている「モルフォセラピー」では、背骨の位置を整えることをしています。
基本的のほとんどの方に背骨のズレは確認できます。ズレることで、神経の通りが悪くなります。
矯正をして、位置が整えば、神経はしっかりと通ってくれますので、自律神経のバランスが整ってきます!
そして改善されていくというメカニズムです!
この症状は子供に多いとされています。私にも子供がいますが、何事も薬ではなく、代替療法でどうにかならないかなと日々感じています。
起立性調節障害の施術ページでも詳しく紹介しています。
悩まれている親御さん、お力になれると思いますので、一度お話だけでも出来たらと思います。
品川接骨院
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