職場でできる腰痛予防の対策って何?「座り作業編」
前回、職場でできる腰痛予防の対策って何?「立ち作業編」として立ち作業での姿勢などについて紹介しました。
今回は「座り作業編」として、座り作業時の注意点や対策を紹介していきます。
座り仕事と聞くと立ち仕事よりも楽そうといったイメージを持つ人もいるかもしれません。でも実は座り仕事にも注意が必要です。
ここで座り仕事で腰を痛めてしまった例をいくつか紹介します!!
- 長時間のパソコン作業をしていて、トイレに行こうと立ち上がった瞬間に「グキッ!」と強い痛みが出てしまったケース
- デスクワーク中に、同僚に呼ばれ、振り返った瞬間に痛めてしまったケース
- デスクワーク中にペンを落としてしまい、拾おうとした瞬間に痛めたケース。これは学校などでもある話です!
- 車から降りる瞬間に痛めるケース
- 会社の受付業務で、お客さんが来たときに立ち上がろうとして痛めるケース
などなど
けっこうやってしまったことあるなぁと思われる方も多いのではないでしょうか?
座り姿勢で腰を痛める原因って何?
座り姿勢では立位姿勢に比べれば、体への負担が少ないですが、腰椎・骨盤への負担が大きいと言われているので注意が必要です。
例えば、受付や工場のベルトコンベヤーでの作業など、ずっと同じ姿勢をしていると身体への負担が大きくなります。
痛めてしまうリスクの高い動きとしては、下の物を取る時に、背骨を丸めながら取ってしまうことで、腰の下の方(おしり近く)の関節に負荷がかかり炎症を起こしやすいです。
その他には、回旋といって、ねじる動きもかなりのダメージになると言われています。
よく病院の診断に「腰椎椎間板ヘルニア」というものがありますが、この「椎間板」ねじる動きにとても弱いです。上司に呼ばれたからと言って、急激に振り向くことは危険な行為と言えます!
腰痛対策になる座り姿勢とは?
対策として椅子や作業台に工夫をすることで、腰痛になるリスクを減らすことができます。
厚生労働省でも下記の対策を推奨しています。
イ: 椅子に深く腰を掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の足裏全体が床に接する姿勢を基本とする
こと。また、必要に応じて、滑りにくい足台を使用すること。
ロ: 椅子と大腿下部との間には、手指が押し入る程度のゆとりがあり、大腿部に無理な圧力が加わら
ないようにすること。
ハ :膝や足先を自由に動かせる空間を取ること。
ニ :前傾姿勢を避けること。また、適宜、立ち上がって腰を伸ばす等姿勢を変えること。
出典:厚生労働省
まとめ
痛めてしまうケースとしても上げさせてもらった通り、「長時間」というワードがかなり対策につながっていきます!
1時間に1回は立ち上がり、歩き回ること!これだけでかなり解消できると思います!
よくメディアなどで出てくる、「腰痛体操」などはやらない方がいいでしょう!もちろん合う人もいると思いますが、骨のズレ方によっては逆効果になる人もいるからです!
人間は歩くという行為で、関節の滑らかさを生み出しています!ですので手ぶらで歩くことをおススメします!!
モルセラの施術では、座り作業中に、「足を組んでしまうからズレる」のではなく、「ズレているから足を組んでしまう」と考えています!
普段なんとなく足を組んでしまっている方は、すでにズレが出てきていると考えてください!
その時にモルフォセラピーにて矯正をしていくと痛めるリスクを確実に減らせると思います!
腰痛の施術ページでも詳しく紹介しています。
悩んでいる方は、お気軽にご連絡ください(^^;)
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